失恋ー14章
好きな犬と相性が合わない犬がいる。
キャンキャン吠える小さい犬は苦手だ。
小さい犬とお散歩で遭遇した時は無視することにしている。
そうは言ってもお散歩していると、
いろいろな犬と出くわしてしまう。
だからお散歩は面倒くさい。
そんな私にボーイフレンドが出来た。
4軒隣のイタリア人が住んでいる大きなお家のボーダーコリーだ。
お家の前を通ると家の中からすっ飛んで来て
門越しに挨拶のチュをしてくれる。
お目々がクリッとしていてサラサラの毛のイケメンだ。
彼に会いたい時はお散歩をおねだりする。
ある時、
門の前でずっと待ってても彼が出てきてくれなかった。
その時以来、彼に会えない。
どこへ行ってしまったんだろう?
相思相愛だと思っていたのに・・・(悲)
つづく